在京(首都圏)岐阜高校同窓会 会報 第14号
2014年総会のもようを報告する、会報14号です。
総会へ参加された方、年会費を納入いただいた方へは、郵送でお届けしました。
このホームページ上では、抜粋してご覧いただきます。
題字・長江余香(昭和10年 岐高女卒)
  平成26年の在京(首都圏)岐阜高校同窓会総会は6月29日(日)、東京ドームホテルにて開催されました。若い世代の参加を拡大して幅広い交流を進める運営方針が功を奏して、220余名の参加者の内学生の皆さんの参加が昨年より更に増え27名に上りました。また、当番学年(昭和48年卒および58年卒)の参加者が14名および32名でした。32名というのは当番学年1学年の参加者数としては、まれに見る規模で、参加者の耳目を引きました。
  さて、「甲子園準優勝」といえば、年長の同窓生にとりましては第31回全国高等学校野球選手権大会(昭和24 年阪神甲子園球場)での雄姿を指すでしょう。総会では、独立行政法人科学技術振興機構が「科学の甲子園全国大会」を開催しており、岐阜高校が今年の全国大会で準優勝したことが披露されました。この新しい歴史の1ページによって「甲子園準優勝」は、若い世代にとりましては野球での活躍ではなく科学での活躍を指す言葉に変わっていくかも知れません。
【ごあいさつ】会報P2より
在京(首都圏)岐阜高校同窓会 会長 尾関良平(昭和37年卒)
 今年度の総会には、岐中、岐高女、岐高をご卒業の220名を超える皆様に御出席いただくとともに、岐阜より新岐高同窓会長の水谷邦照様、岐阜高校校長の丹羽章様そして新同窓会担当教諭の園部利彦様に御来賓として臨席賜りましたことに厚く御礼申し上げます。
 さて、御存知のように東京では2020年のオリンピック、パラリンピック開催に向けて、新国立競技場の建設を初め諸々の工事の準備が始まっております。また今世紀最大のプロジェクト、夢のリニア中央新幹線≠フ着工も間近に迫り、岐阜、名古屋そして首都圏でも期待が大変高まっています。このように日本経済にも明るい光が差し込む中で今年の総会を迎えられるのは慶びの至りでございます。

岐阜高校同窓会 会長 水谷 邦照(昭和41年卒)
 今年も盛大に在京同窓会が開催されましたことを、お喜び申し上げます。6月初めの岐阜での同窓会総会(670名出席)で、同窓会会長に選任されました水谷邦照(くにてる)と申します。昭和41年卒業の66歳ですから、ベビーブームの最初の学年の一人です。同窓会のこの一年の活動で主たることは、何といいましても学校の「創立140周年」の記念事業の遂行でした。前会長の森川幸江さんが実行委員長となり、同窓会とPTAと学校職員の三組織が協力して成し遂げられました。主な事業は次の四点です。
@平成25年11月4日に記念式典を開催。1500名参加。
A同日、吉村作治氏の記念講演会「古代エジプト文明の魅力」を聴講。
B愛知の中京高校と岐阜商業高校を招き11月9日に長良川球場で記念野球大会を開催。
C寄付としては、
・27教室に冷房機を設置(これで全教室に完備。燃料費はPTAが負担)
・体育館のステージの演台や折りたたみ椅子。
・学校の歴史を展示する校史資料室内の整備。
 同窓会の目的には、会員相互の親睦を図ること、そして、母校の発展に寄与することが掲げられています。母校の次なる節目の150周年に向けて、検討を重ねていく所存です。
【ご来賓 挨拶】会報P3より
岐阜高校校長 丹羽 章(昭和49年卒)
 さて、本校は昨年11月4日に、創立140周年の節目を迎えました。そのような中、生徒達は、皆さんの高校時代と同様に、「百折不撓・自彊不息」の校訓の下、文武両道をモットーに輝かしい歴史と伝統を受け継ぎながら、日々学習や部活動にと励んでおります。特に、部活動では、運動系・文化系ともに限られた時間を有効活用して、各種大会やコンクールで様々な賞を受賞するなど県内外で活躍しています。特筆すべきことを申し上げますと、運動系で、硬式野球部が昨年の秋季野球岐阜大会において久しぶりにベスト8に入りました。準々決勝で5対6という僅差で岐阜工業高校に敗れ、惜しくもベスト4入りを逃しました。また、この夏の全国野球選手権大会岐阜大会では、市岐商高校などを破りベスト16に入りました。徐々にではありますが、期待できるチームに育ってきているような気がします。 さらに、部活動ではありませんが、各都道府県から選抜された47の高校が数学、理科、情報の分野の筆記競技と実技競技で競い合うという「第3回科学の甲子園」に2年生有志が3年連続出場し、総合第2位の快挙を成し遂げてくれました。前年度の総合9位から比べてもよく頑張ったと思います。今年度は後輩たちが優勝を目指して頑張ってくれるものと思います。

岐阜高校 在京同窓会担当教諭 園部 利彦(昭和50年卒)
  今年度から学校活性化委員会が設置され、本校の将来像に関する中長期的な展望に基づく提言をまとめようとしています。また、同委員会では、平成25年度に県教委から指定された「県立高校改革リーディングプロジェクト推進事業」で、本校独自の事業として展開される「グローバルリーダー養成事業」も担当しています。これは、職業・学問体験プログラム、最先端科学体験プログラム、国際交流体験プログラム、各種大会体験プログラムの四つに区分され、それぞれのプログラムについて画期的で魅力ある行事を行い、「様々な体験を通して強い刺激を得ることにより生徒の心に火をつける」ことを目的としています。
在校生からのメッセージ 会報P5より
岐阜高校生徒会執行部2年生 岡田健人(会計) 福富友貴(書記)
  昨年、岐阜高校は、創立140周年という大きな節目を迎えまして、生徒一同、この長く歴史ある高校で日々学ぶことができることを大変誇りに思っています。さて、皆様がご卒業されたのは、何年前のことでしょうか。私たちの校舎は2年前に体育館を含むすべての校舎が建て替えられ、明るく美しい校舎の中で、快適な空調設備の元で学習し、運動に汗を流し、さらに今年に入ってグラウンドも水はけよく整備され、人工芝のテニスコートに、ナイター設備といった、部活動をする上で大変恵まれた環境となりました。まさに文武両道を志す岐高生には、これ以上にないほどよい施設に囲まれております。ぜひ、一度新校舎を見にご来校ください。
 また、卒業生の先輩方のご協力をいただき、様々な行事を開催しております。その一つに、毎年夏休みに在校生からのメッセージ行われるジョイントセミナー@東大というものがあります。一・二年生の希望者を募り、東京大学でセミナーを受けたり、中央省庁などを訪問したりするイベントです。その際には、多くの先輩方に大学構内を案内していただいたり、他では聞けないお話をしていただいたりしております。今年も147名の一・二年生が参加予定で、この貴重な機会を大変楽しみにしています。
役員改選と会計報告 会報P8より
役員改選と会計報告が行われました。
承認された■2014年度役員一覧
【当番学年から】 【来年度総会のお知らせ】
今年度は710余名の方々から年会費を納入頂くと共に、総会には220余名という多くの方々にご参加いただきました。大変盛況に総会を運営できましたことは、皆様のご理解とご協力の賜物です。深く感謝申し上げます。
 今回は、「絆」をコンセプトにさせて頂きました。普段は岐阜からは少し離れた場所にいる我々にとっても、生まれ育った岐阜に対する思いは変わりません。また最も多感な高校3年間を送った岐阜高校への感謝の気持ちも変わりません。恩師、先輩、同期、後輩、との心のつながりが大切であることを、離れているからこそより一層感じるものだと思っております。
 現役の岐阜高校生の皆様に作成頂いた岐阜高校の活動の映像と、代表者の岡田健人さん、福富友貴さんのはつらつとしたプレゼンテーションが、大切な「絆」を思い出すきっかけとなれば、当番学年としては嬉しく思います。
(昭和48年卒学年幹事 梅村 昌充 
昭和58年卒学年幹事 中原 桂一郎)
2015 年6 月27日(土)開催
場所:ハイアットリージェンシー東京
  来年の総会は、西新宿のハイアットリージェンシー東京に会場を移し、6月27日(土)に開催いたします。平成19年以来8年ぶりに土曜日開催です。
 S49とS59の当番学年の担当は、役員の皆様に相談しながら次年度総会の企画を練り上げていきます。「出席してよかった」と言っていただける総会にできればと思っております。多くの皆様の参加をお待ちしています。
*これまでに参加されていない同期の方をお誘いください。その方のご住所をこのホームページの連絡メールから、お知らせくださるよう、お願いします。
■2014年総会レポート
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