在京(首都圏)岐阜高校同窓会 会報 第15号 (2015年9月)
2015年総会のもようを報告する、会報15号です。
総会へ参加された方、年会費を納入いただいた方へは、郵送でお届けしました。
このホームページ上では、抜粋してご覧いただきます。
題字・長江余香(昭和10年 岐高女卒)
  平成27年の在京(首都圏)岐阜高校同窓会総会が6月27日(土)、ハイアットリージェンシー東京で開催されました。230人の参加者のうち、卒業してまもない学生の皆さんの参加は15人でした。また、当番学年(昭和49、59年卒)の参加者は計44人でした。
 さて、在京同窓会が発足して78年となる今年の大きな話題は、シンガー・ソングライターの上田正樹さんをゲストにお迎えできたことです。上田さんは岐阜県高山市出身で、高校生活の途中まで私たちと同様、岐阜高校で過ごされました。在学中に兵庫県へ移られ、別の高校を卒業されましたが、芸能界で活躍される数少ない同窓生です。大変多忙なスケジュールを調整して、出演の依頼に応えてくださいました。集まった参加者を前に、臨場感あふれるソウルフルなステージを披露してくださいました。
 また現役の生徒たちも、文武両道で活躍しています。今年春に茨城県つくば市で開催された第4回「科学の甲子園」全国大会(独立行政法人・科学技術振興機構主催)では、各都道府県の並みいる強豪校と競い合い、3年連続でベスト10に入るという好成績を残しました。また硬式野球部は、夏の高校野球、県予選で1回戦を突破。2回戦ではシード校の中京と対戦し、投手陣が13安打を浴びましたが、6、7回に2点ずつを入れて粘りを見せました。
 来年も互いの新しい小さな1ページを語り合うためにお集まり下さいますことをお願いしつつ、同窓生各位のご多幸とますますのご発展をお祈りいたします。
【ごあいさつ】会報P2より
在京(首都圏)岐阜高校同窓会 会長 尾関良平(昭和37年卒)
  本日参加の卒業年次を見ますと、昭和14年卒から平成27年卒の方々まで、実に76年の長きにわたっています。「伝統は素晴らしい」の一言に尽きると思います。さて、本年は久しぶりに土曜日の開催となりました。3年前に実施しましたアンケートで、土曜日開催を希望される方が日曜日より若干多かったことを反映して決定いたしました。また、諸物価高騰の折、会費を1千円値上げさせて頂きました。ご理解賜ればと思います。
 本年の当番学年幹事は昭和49年卒と昭和59年卒の皆さんです。幹事の大変なご努力により本日はすてきなゲストをお招きしています。ワールドワイドにご活躍のシンガー・ソングライターであり、「悲しい色やね〜OSAKA BAY BLUES」で一世を風靡されました上田正樹さんです。

岐阜高校同窓会 会長 水谷 邦照(昭和41年卒)
  私は昭和41年3月の卒業ですから、「ベビーブーム」の最初の学年にあたります。
 まず岐阜高校についてですが、創立142周年になります。生徒数は1200人(1学年400人)で、真っ白な新築の校舎で冷暖房完備の中、みんな頑張っています。この間、授業参観をしてまいりました。私が昔経験した時に比べ、のびのびしているような好印象を持ちました。次に岐阜の同窓会ですが、2週間前に岐阜グランドホテルで610人の参加により、和やかな楽しい会が催されました。運営委員会は昭和47年、57年、平成4年卒が担当でした。
  いろいろな工夫がありましたし、同窓会本部への提案もなされています。引き続き改善に向けて、検討をしてまいります。
【ご来賓 挨拶】会報P3より
岐阜高校校長 丹羽 章(昭和49年卒)
  平素より本校の教育活動に対し、格別のご理解とご支援を賜り、厚く感謝申し上げます。
 さて、せっかくの時間をいただきましたので、最近の岐阜高校についてお話を申し上げます。岐阜県の高等学校では、以前から毎年3月1日に、一斉に卒業式が行われます。我々の頃の卒業式は、私立大学と国立大学の一期校の入試に挟まれていましたので、残念ながら私自身岐阜高校の卒業式には出席できませんでした。
  その卒業式ですが、岐阜高校では、国歌斉唱に始まり、卒業証書授与、校長式辞、来賓祝辞、在校生代表送辞、卒業生代表答辞の後、「仰げば尊し」「蛍の光」そして校歌斉唱という流れです。最近は「仰げば尊し」や「蛍の光」を歌う学校は少なくなっていますから、そういう意味でも、非常にクラシックであり、また大変シンプルな卒業式であります。私はこの厳粛に行われる卒業式が大好きです。3年生がうたう「仰げば尊し」には涙を誘われます。また、最後に全校生徒で大きな声で誇らしげに歌う校歌には心から感動します。

  このように生徒たちには、「百折不撓」の校訓の下、文武両道をモットーに皆さん方が築いてこられた輝かしい歴史と伝統を受け継ぎながら、高校生活を送っています。また、部活動でも、運動系・文化系ともに限られた時間を有効活用して、各種大会やコンクールで様々な賞を受賞するなど県内外で活躍しています。
【上田正樹さん ライブ】 会報P4より
昭和57(1982)年に発表された大ヒット曲「悲しい色やね」で知られる上田正樹さん。私たちと同様、金華山や長良川を近くに感じながら、高校生活を過ごしました。数年来にわたる出演の依頼に応えていただいて実現したステージに、参加した同窓生らは青春の日々の様々な思いを重ねました。

  上田さんは還暦を超えてなお、日本にとどまらず、アジア各国で歌手として活動されています。リズム&ブルースやソウルを次々に繰り出す力強いステージは、シニア世代が中心の在京同窓会のメンバーにも刺激を与えました。
【若い仲間(大学生参加者)からのメッセージ】 会報P5より
 卒業したばかりの20歳前後の若者が今年も在京同窓会に参加してくれました。地元財界で活躍するOBからは「大学卒業後、岐阜に戻ってくる卒業生が年々減っている」といった声も漏れますが、グローバル化が進む中で、若いみなさんが20年後、30年後、どんな活躍をしているのか、楽しみです。

@ 武藤 快(平成27年・早稲田大 政治経済学部)
 今日は在京同窓会に参加させていただきました。すべての出会いに心から感謝します。この結びつきは私の宝物です。本当に大事にしたい。そして、後輩へきちんとバトンをつないでいこうと思います。岐阜高校の今後ますますの発展を心より願っております。日々日々勉強。日々成長。私も謙虚に誠実に夢に向かって努力し続けます。
【総会〜懇親会】 会報P7-8
  
役員改選と会計報告 会報P8より
役員の追加承認と会計報告が行われました。
承認された■2015年度役員一覧
【来年度総会のお知らせ】 【今年の当番学年から】
2016 年7 月3日(日)開催
会場:東京ドームホテル(水道橋)

  来年の総会は、東京ドームホテルで7月3日(日)に開催します。昭和50、60年の当番学年の担当は、役員のみなさんと相談しながら、企画を練り上げ、出席した皆さんの思い出に残る総会にしたいと思います。多くのみなさんの参加をお待ちしております。
来年度幹事学年S50、60年卒を代表して、挨拶する戸谷正弘さん(S50年卒)
今年度は683人の方に年会費を、230人の方に総会費を振り込みいただき、盛会のうちに無事終えられてほっとしております。これも幹事学年の同級生たちが仲良く力を合わせて手伝ってくれたおかげです。改めてお礼申し上げます。
  総会準備の要領が分からない当番学年の幹事連は同窓会の役員会・全学年幹事会に出席して指導を受けます。その前後の日にちで、当番学年だけの対策会議を開きましたが、何よりもこの集まりが楽しかった。岐阜を離れてはや40余年、すっかり東京の人になったつもりが岐高の同級生に会うと、とたんに岐阜弁で会話がはずみ、打ち合わせは深夜にまで及びました。
  総会後のイベントに念願の上田正樹先輩のライブが出来て、大感激でした。上田さんにお会いし、海外公演のことや楽しい昔話も伺いました。総会では久しく連絡が取れなかった同級生とも再会でき、この秋には岐阜で同窓会を開こうと盛り上がっています。
  総会やイベントの運営にあたって、いろいろと改善が必要な点もあったかと思いますが、皆様からのご意見、当番学年の反省などを次の当番学年に引き継いでいきたいと思っています。
昭和49年卒学年幹事
         若宮 広和
(右写真)
昭和59年卒学年幹事
          寺田 吉道
*これまでに参加されていない同期の方をお誘いください。その方のご住所をこのホームページの連絡メールから、お知らせくださるよう、お願いします。
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