在京(首都圏)岐阜高校同窓会 会報 第17号 (2017年8月)
2017年総会のもようを報告する、会報17号です。今回は例年より1か月も早く仕上がりました。
総会へ参加された方、年会費を納入いただいた方へ、8/10にクロネコ便で発送しました。
このホームページ上では、抜粋してご覧いただきます。
題字・長江余香(昭和10年 岐高女卒)
  平成29年度の在京(首都圏)岐阜高校同窓会は6月25日(日)、創立80周年記念総会に相応しく、約220名の参加者により東京ドームホテルにて盛大に開催されました。今年3月に卒業した平成29年卒6名を含む学生の皆さんの参加は約20名、最年長は男性が昭和19年卒、女性は昭和27年卒と、年齢差約70 年にわたる卒業生が一同に会する多彩な会となりました。
  今年の当番学年は昭和51年卒と61年卒で、併せて65名でした。
 今年度の同窓会総会には、社長と奥様がいずれも岐阜高校の卒業生である小町酒造様から清酒・長良川の樽酒をお送りいただき、スクールカラーのオレンジ色の法被を纏った在京同窓会尾関会長、岐阜同窓会水谷会長、南谷岐阜高校校長、昭和19年卒高賀登様、昭和27年卒神田英子様5名によるお祝いの鏡割りが勢い良く行われ、同窓会に華を添えました。
当番学年代表 昭和51年卒 熊澤 啓三
【ごあいさつ】会報P2より抜粋
在京(首都圏)岐阜高校同窓会 会長 尾関良平(昭和37年卒)
 本年は当同窓会が創立されて80周年を迎えました。私で9代目の会長となります。昭和12年6月に在京浜岐中同窓会≠フ名称で丸ノ内ホテルに46名の参加のもと、発足致しました。色々な変遷を経て、平成8年に現同窓会名に改称され現在に至っております。
  平成12年には年会費制度≠、又本校に習い当番学年制度≠各々導入し、その後ホームページの開設、会報誌の発行と続きました。平成19年の70周年ではここに掲げています校旗が作られ、今回80周年は受付で見ていただきました、お祝い事に使用する法被を作らせていただきました。
 当同窓会の特徴は @脱政治色 A本校の同窓会とは本部と支部の関係ではなく独自の会則を定める組織であります。
 正に継続は力なり≠ナございまして、数ある在京同窓会の中でも最古の歴史と内容を誇っており、皆様のお力添えの賜物でございます。今後共90年、100年と続きます様、宜しくお願い申し上げます。

岐阜高校同窓会 会長 水谷 邦照(昭和41年卒)
 初めに、岐阜の同窓会について報告いたします。6月11日に、昭和49年卒・59年卒・平成6年卒の皆さんが実行委員会を担当して、岐阜グランドホテルで行われました。620名という多くの参加でした。
 さて、岐阜高校は今年で創立144年になります。今日は高校の現況について、興味のある数字2点をご紹介しつつお話しいたします。
@この3月に同窓会に新しく入会された人数、つまり卒業生数は「390名」です。
A卒業生の男女構成比率は、男性が55%、女性45%です。
 皆さんの時代と比べてどう変化しているでしょうか。興味のある所です。
【ご来賓 挨拶】会報P3より抜粋
岐阜高校校長 南谷 清司(昭和49年卒)
  岐阜高校の様子ですが、昨年度は生徒が「科学の甲子園全国大会」での優勝という、全国の頂点に立つ大変に素晴らしい活躍をしてくれました。大会のことは後ほど、全国優勝と共に定年退職しました園部さんが説明されますので私からはしませんが、岐阜高校の伝統の校訓「百折不撓、自彊不息」の精神で、先輩から後輩へと全国優勝に向けた努力が受け継がれてきた成果だと思っています。
 もう一つの伝統に「文武両道」があります。では、部活動の活躍について少し紹介させていただきます。部活動と言いますと野球部を思い起こされる方も多いと思いますが、昨夏の大会は市岐商と一回戦で当たりまして1対2の1点差での惜敗でした。市岐商はその後も勝ち続けベスト4になっています。
  私の中ではよく頑張ったと褒めています。今年の夏に期待をしているところです。他には、サッカー部がインターハイ県予選でベスト4の3位になりました。準決勝では0対1で岐阜工業高校に惜敗しました。サッカー全国大会常連校相手に、これも良く頑張ってくれたと思っています。ソフトテニス部も団体県3位になりました。また、音楽部の合唱が、今年、仙台で開催される全国高等学校総合文化祭へ県代表として出場、ESS部が長良川鵜飼の通訳ボランティアで「ふるさと教育表彰」を受賞するなど、多くの生徒が「文武両道」を実践し活躍しています。
【科学の甲子園全国大会に優勝し全米大会に出場】 元岐阜高校教諭 園部 利彦(昭和50年卒)   会報P4より
  平成29年3月に茨城県つくば市で行われた第6回科学の甲子園全国大会で優勝した岐阜高校チームは、5月にコロラド州デイトン市のライト州立大学で行われたサイエンス・オリンピアド全米大会に出場しました。この2つの大会についてご紹介します。

 科学の甲子園は、全国の科学好きな高校生がチームで数学・理科・情報・もの作りなどの分野で競い合う大会で、岐阜高校は毎年全国大会に出場してきました。近年は優勝に手が届くまでに力をつけ、これまでの最高位は準優勝でした。

 大会では筆記競技と3つの実技競技が行われます。今回は、もの作り系の実技競技B「ばんえい競争inつくば」で優勝し、その他の競技でも得点を重ねて、並み居る実力校を排して念願の優勝を手にしたのです。これは、学校挙げて取り組む中、生徒が学習会や全国大会で得た体験をバトンのように後輩に受け渡し、さらなる切磋琢磨を重ねたことによる貴重な成果です。正に「百折不撓」を体現した結果となりました。
【見田村千晴さん ライブ】 会報P5より
平成29年在京(首都圏)岐阜高校同窓会にてイベント演奏させていただいて…
                シンガー・ソングライター 見田村 千晴(平成17年卒)

 高校時代の記憶といえば、大げさでもなんでもなく、合唱に明け暮れた部活動しかない。平日は朝、昼休み、放課後に練習に向かい、授業中は寝るかその日の練習メニューを作った。休日も私服を着る機会が皆無なほど休みなく毎日練習した3年間だった。
 そんな日々が実を結び、3年生のとき、毎年行われる合唱コンクールの全国大会で1位金賞・文部科学大臣奨励賞を勝ち取った。先輩方も成し得ていなかった快挙に、全員で泣いた。
 先生方からすれば、落第点ばかりの困った生徒だっただろう。クラスメートからすれば、地味な文化部のくせに常に疲れ切って寝てばかりいる変わり者に見えただろう。
  そんな私なので、岐高=優秀というレッテルに若干のコンプレックスを持っている。部活の成績のおかげで自己推薦にて合格した早稲田大学でも、同じコンプレックスを抱えながら4年間を過ごした。音楽だけは、胸を張って堂々とやりたい。そう思ってはいるものの性分はなかなか変えられず、今も日々コンプレックスと闘っている。
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 このたびは貴重な機会をくださり、本当にありがとうございました。
【総会〜懇親会】 会報P6-8
    
若い仲間(大学生参加者)からのメッセージ 会報P9より

今年も、卒業したばかりの20歳前後の若者が在京同窓会に参加してくれました。
20年後には、当同窓会は100周年を迎えます。
20年後、30年後、若いみなさんがどんな活躍をしているのか、楽しみです。
【来年度総会のお知らせ】 【編集後記】
2018年7月1日(日)開催
会場:東京ドームホテル(水道橋)

来年の総会は、7月1日(日)に東京ドームホテルで開催します。昭和52年・62年卒の当番学年が担当し、役員の皆様と相談しながら、総会・懇親会の企画を練り上げてまいります。お集まりいただいた皆々様が同窓生との再会を懐かしみ、楽しいひと時をお過ごし頂けるようなイベント企画をこれから色々思案してまいります。総会終了後には会報誌をご送付させて頂きます。来年もより大勢の同期で記念写真撮影がで
きると総会も盛り上がりますので、是非お誘いあわせの上、ご参加ください。
東京ドームホテル(水道橋)
  去る6月25日(日)、あいにくの梅雨空にも関わらず、総会・懇親会に約220名もの岐阜高校卒業生が続々と詰めかけ、東京ドームホテルに、ふるさと岐阜の風が吹き込みました。今年も、在京(首都圏)岐阜高校同窓会会報を在京同窓生の皆様へ無事お届けすることができ、安堵しております。まずはご多忙の中、会報にご寄稿いただきました皆様に厚く御礼を申し上げます。
 今第17号は、在京同窓会創立80周年の記念号でもあります。園部先生から「科学の甲子園全国大会優勝」「サイエンス・オリンピアド全米大会出場」の特別報告もいただき、記念号に花を添えていただきました。掲載記事が多いため、例年よりも多い10ページの特別増大号となりました。掲載記事が増えるのは、わが母校の活躍、発展の証です。次号以降も、「トピックが多く収まりきらない! !」、会報担当泣かせの総会・懇親会になることを期待します。
今年の総会に参加された方々には、会報の記事と写真で当日の熱気と一体感、見田村千晴さん(平成17年卒)の素晴らしいライブを思い出していただければ幸いです。
 今年の写真は「同期の集合写真」をコンセプトに撮影しました。総会・懇親会では「卒業以来の再会」もあちこちで起こっていました。総会の後もきっと友との旧交を温められていることと思います。
 ご都合により、今年参加できなかった方々には、ぜひ来年7月1日(日)の予定を手帳に書き込んでいただきたいと思います。
 出席の少なかった学年の方は同級生と連絡を取り合って来年度総会の会場、東京ドームホテルにお越しください。私達(昭和61年卒)も当番学年の大役のおかげで同期が21人も集合しました(リーダーとして忙しい中骨を折ってくれた左高健一君にこの場を借りてお礼を申し上げます)。
 末筆ですが、今年の会報作成のお役目をいただけたことに作成班一同、感謝を申し上げます。ありがとうございました!
当番学年 会報作成班 昭和61年卒
大野 孝・間野 和哉・水谷 弘隆
*これまでに参加されていない同期の方をお誘いください。その方のご住所をこのホームページの連絡メールから、お知らせくださるよう、お願いします。
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