在京(首都圏)岐阜高校同窓会 会報 第18号 (2018年9月)
2019年総会のもようを報告する、会報19号です。
総会へ参加された方、年会費を納入いただいた方へお送りしました。
このホームページ上では、抜粋してご覧いただきます。
題字・長江余香(昭和10年 岐高女卒)
2019年度の在京(首都圏)岐阜高校同窓会は、7月7日(日)、東京ドームホテルにおいて、219名が参加し、盛大に開催されました。今年3月に卒業した2名を含む学生の皆さんの参加は11名、最年長は男性が昭和29年卒、女性が昭和27年卒と、幅広い年代の卒業生が一堂に会する楽しい会となりました。今年の当番学年は昭和53年卒31名と昭和63年卒19名で、併せて50名が出席でした。

総会では開会の辞、黙祷に続き、尾関会長のご挨拶、さらに来賓の方々からのご挨拶をいただき、議事として会計報告がなされました。総会後のイベントは、岐阜市を拠点に45年以上にわたり活動を続けている「岐阜チェンバーアンサンブル」の演奏会。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロによる美しい音色を堪能しました。この楽団から、当日は2名の岐阜高校卒業生(昭和57年卒の河合さんと昭和63年卒の寺井さん)が演奏メンバーとして上京し、一層親しみを感じる特別な演奏会となりました。
【ごあいさつ】会報P2より抜粋
在京(首都圏)岐阜高校同窓会 会長 尾関良平(昭和37年卒)
  本日は「七夕」です。これは五節句の1つで、天の川の両岸にある牽牛星と織女星が年に一度出会うというロマンチックな日です。恐らく当会も、この日に開かれるのは初めてではないかと思います。本会場が「天空の間」であることも何かの縁であります。
 来年オリンピックイヤーの本会の開催は、7月5日(第1日曜日)に決まりました。大変、予約が取りづらい状況の中、東京ドームホテルの皆様のご尽力により、会場を確保することが出来ました。この場を借りて、お礼を申し上げたいと思います。

岐阜高校同窓会 会長 木方伸一郎(昭和46年卒)
  .私も会長を拝命して一年がたちましたが、その中でもっとも印象的だったことのひとつである卒業式の様子について紹介させていただきます。私たちが岐高を卒業したころは、学生運動がまだ盛んな時代でした。また、大学受験のスケジュールの都合で大勢が欠席し、私も出席した記憶がありません。当時は、世の中をネガティブにとらえるのが流行だったようで、ノンポリやプチブルというような言葉もあり、卒業式といったセレモニーには背を向けるような風潮がありました。

  岐阜高校は、令和5年に創立150周年を迎えます。この節目に誰のために、何をやるかは、これからいろいろ検討していく予定ですので、アイデアがあればどうぞご提案ください。その中で、早い時期から準備しなければならないのが、毎回節目で発行している会員名簿の件ですが、個人情報などの問題もあり、今回、発行しない予定です。そのかわりにどうやって連絡網を構築していくか、時代に合わせた方法を検討しています。
【ご来賓 挨拶】会報P3より抜粋
岐阜高校校長 折戸敏仁
  今春の進路結果は、東大合格16人をはじめ、優れた実績を残してくれました。また、部活動でも限られた時間を有効活用し、各種大会やコンクールなどで活躍しました。その一端を紹介させていただきます。硬式野球部が昨年度の戦績と効率的な練習方法等を評価され、昨年11月に、選抜高校野球大会「21世紀枠」岐阜県代表として推薦されました。残念ながら選抜大会への出場はかないませんでしたが、いよいよ、夏の大会は12日が開会式、13日に益田清風高校と対戦します。また、陸上競技部、水泳部、テニス部は東海大会に出場し、陸上競技部では3000メートル障害で男子1名がインターハイへ、テニス部は女子1名が国体へそれぞれ出場します。

 文化系の部活動では、佐賀県で開催される全国高等学校総合文化祭に文芸部、囲碁・将棋部、自然科学部生物班が参加します。なお、自然科学部生物班はこの7月に「グローバルリンクシンガポール」にも日本代表として参加します。
【総会〜懇親会】 会報P4-5
     
若い仲間(現役大学生参加者)からのメッセージ 会報P6より
橋 弘暉(東京大学 文科一類2年)(平成29年卒)
 岐高時代の同級生に誘われて、昨年に引き続き今年も参加することになりました。改めて感じた首都圏同窓会の魅力の一つに、同じ土地、同じ高校で過ごした多くの方々と出会う中で安心感が得られるということがあると思います。一人暮らしを始めてしばらく経ちましたが、いまだに心細さを抱くことがあります。そんな中この同窓会に行くと、自分と同世代の仲間にはもちろん、岐阜から離れた地で長年ご活躍されている先輩の姿に励まされます。また、先輩の中には様々な形で日本社会や世界に貢献されている方が大勢いらっしゃいます。そういった方の声を聴けることは刺激的でした。特に今自分が志望している進路で働いている方とお話ができたことは大変有意義でした。

 同窓会は安らぎと刺激を受けることのできる貴重な時間でした。この機会を糧に自分の納得できる進路を実現できるよう励んで参ります。
岐阜チェンバーアンサンブルのみなさんを迎えて 会報P7より
音楽が紡いでくれた30年越しの絆    寺井まみ子(昭和63年卒)

  今回出演させていただいた岐阜チェンバーアンサンブルは、昭和47年に結成された指揮者なしのアマチュア弦楽合奏団です。年齢、職業は様々で結成当時のメンバーもいます。国内屈指の音楽ホール『サラマンカホール』で年1回の定期演奏会を行っています。

 2014年に初めて当団を見学し、ヴィヴァルディやバッハを合奏した時は鳥肌が立ちました。オーケストラ経験のない私ですが、「次回から来てくれますね?」と言われ「来ていいんですか!?」と逆に聞いてしまいました。
(中略)
  岐阜まで聴きに来てもらうのは難しいと思っていた在京の皆さんに、演奏を聴いていただけた夢のような一日、生涯忘れません。
【編集後記】 会報P8より
2019年7月7日、雨模様の七夕の日に、東京ドームホテルに219名もの岐阜高校同窓生が集まりました。
 今年のイベントでは、岐阜チェンバーアンサンブルの皆さんが、この同窓会のために岐阜からお越しくださり、クラシックから演歌まで幅広いプログラムで美しい音色を届けてくださいました。楽団メンバーとして岐阜高校同窓生の河合さん、寺井さんが演奏してくださったことも嬉しく、演奏を聴いていて親しみを抱いた方も多かったことでしょう。
 同窓会の締めとして、校歌の指揮をとったのは愛知県春日井市から駆けつけてくださった昭和53年卒の細江昌樹さん。細江さんは、学生時代に応援団で活躍されただけあって、よく通るお声で力強いエールをご披露くださいました。応援歌・校歌の斉唱では、1つとなった歌声が会場全体に響きわたり、改めて母校に対する愛情や絆を実感いたしました。
 日頃から仲が良く、頻繁に集まっていた我々の学年ですが、今回の同窓会の準備を通じて更に会う機会も増え、何かを一緒に作り上げる楽しさを分かち合いながら、より一層団結力が高まった気がいたします。また、学年が異なる皆様とも、同窓会準備を通じて知り合うことができ、感謝をしております。
 最後に、お力添えくださいました役員の皆様、遠路はるばるお越しいただいたご来賓および岐阜チェンバーアンサンブルの皆様、会報誌寄稿にご協力いただいた皆様、全ての参加者の皆様に厚く御礼を申し上げます。また、私たちS63年卒を最後まで温かく導いて下さったS53年卒の皆様にも心より感謝申し上げます。
 来年の同窓会で再び皆様にお会いできることを楽しみにしながら、次回当番学年のS54年卒とH元年卒の皆様にバトンをお渡しさせて頂きます。ありがとうございました。 (橋 記)
当番学年会報誌作成班(昭和63年卒)
太田真由美、熊田訓、橋美奈子、松村伸子
*これまでに参加されていない同期の方をお誘いください。その方のご住所をこのホームページの連絡メールから、お知らせくださるよう、お願いします。
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