1)この映画の作られた経緯
原作は岐阜高校-早稲田大学-作家の松田悠八さん原作の「長良川スタンドバイミー1950」を映画化した作品です。
「長良川スタンドバイミー1950」は岐阜出身の作家小島信夫由来の「小島信夫文学賞」を平成16年(2004年)度(第3回)に受賞されました。
この作品を読んで映画にしたらと思われた方が続出し、「劇映画長良川スタンドバイミー1950を成功させる会」が2008年に組織され、その後「長良川スタンドバイミーの会(代表 中谷克彦氏)」となって、足掛け15年以上の時間をかけて実現したものです。
松田さんの近著 長良川 修羅としずくと女たち・カミオカンデの神さま
2) 映画「光る川」の完成
「長良川スタンドバイミーの会」代表 中谷克彦氏の熱烈なご尽力により、3年前に資金的な目途がつき、プロデューサー
福原まゆみさんが金子雅和監督に目を付け、映画作成を依頼されたところ引き受けて頂けたという経緯がありました。
映画は昨年末に完成し、12月7日(土)、CINEX岐阜で試写会が開催されました。映画は長良川の美しい背景にシンクロしたストーリーが展開されます。
3) 金子雅和監督
世界の映画祭で注目の異才と言われており、本作品も第62回ヒホン(スペイン)国際映画祭青少年審査員賞最優秀作品賞を受賞しました。美しい自然とそこに住む人たちの物語です。
■金子雅和監督が紡ぐ伝承と解放の物語「光る川」、ポスタービジュアル公開
4) 中谷克彦氏(プロデューサー)のご紹介
長良小学校・長良中学校卒業。S38年岐阜高校卒・S43年東大工学部卒業後、トヨタ自動車・トヨタ車体・岐阜車体工業を経る。
岐阜車体時代(代表取締役社長)の2008年、級友の推進する映画化プロジェクトに誘われて参加。その後2011年ごろ、級友の体調不良退任(後に逝去)により、映画化プロジェクト応援団の代表を務めることになる。
長い停滞期間(プロデューサー*監督の確・・・低額映画化への変更拒否など)のあと2022年ごろに現在の制作体制(新脚本・低額制作費)が確立される。その間に、当初監督との情報断絶、協力監督逝去、プロデューサーの逝去がありました。
私は何度も上京し、四谷にて会談を重ねてきました。(通称 四谷会談)
一般公開は東京渋谷のユーロスペースで2025年3月22日(土)から上映開始。同日3月22日から岐阜のシネックス(試写会上映館)でも公開されることに決まりました。その後順次ローカルでの公開となる予定です。
この映画にはショーちゃんは出てきませんが、民話が絡んだ神秘的なストーリーです。
ぜひご覧いただけければと思いご案内させて頂きました。
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安藤克己 (S36卒) |
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